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2012/04/24

2017年、非接触充電の規模は16倍に!?
私は必要性を感じないのだが

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アイルランドの調査会社Research and Markets社の発表資料によると、非接触充電(ワイヤレス給電)の市場規模は2017年に71億6100万米ドルに達するという。2011年の市場の規模は4億5686万米ドルと試算しており、2017年には実に約16倍に達する計算です。

確かに、Qi(チー)規格対応のスマートフォン、モバイルバッテリや充電台を目にする機会が増えました。Panasonic製品やマクセル製品が代表格。

私の場合はというと、興味は惹かれつつ、
なかなか使う機会がないまま今日にいたいります。

というのも、“毎日自宅に帰り、スマートフォンなどのモバイル機器にケーブルを繋ぎ、翌日に備えて充電する”という生活サイクルを送っている中で、“非接触で充電するメリット”が思い浮かばないのです。

非接触で充電するためには、“専用の充電台”が必要です。現在、一般市場で買える充電台は、平置きのものと斜め置きのものがあるようですが、両製品ともに机の上などに設置して利用するのを前提としています。

スマートフォンなどを充電する場合、“その充電台の上にスマートフォンを置くだけ”で充電が可能です。しかし、裏を返せば、“置いておかないと充電ができない”わけです。充電台から少しでも離れると充電はできません。

つまり、こんなありふれたシチュエーションには不向きなわけです。
「ベッドの上に横になり、充電ケーブルを繋いで翌日に備えて充電中のiPhoneを手に持ち、メールやネットをしながらうたた寝をする」
こんな日常茶飯事のシチュエーションは非接触充電では実現不可能なわけです。
「充電台を枕元に置いておけ!」という意見もあるでしょうが、電磁誘導コイルを枕元に置いておいて体に害はないのか心配です。まぁ、その他、充電台とiPhone両方を手に持てば対応可能ですが、わざわざ、そんなことする人はいないでしょう。

一方、非接触充電のメリットもありそうです。

共通規格の充電台がホテルなどに設置されていれば、ケーブルを忘れたとしても、充電台にのせるだけでスマートフォンの充電ができる。そんなシチュエーションが思い浮かびます。しかし、充電台を設置するよりUSBケーブルを部屋に設置した方が遙かに低コストで済みそうですよね・・・。

また、電動歯ブラシなどでは非接触充電がよく使われるように、コネクタ類を排除した完全防水仕様のスマートフォンなんてのも実現できそうです。が、microSDカードスロットが備わっていたり、SIMカードを挿さなきゃならないのが携帯電話なので、かならずコネクタ類は必要でしょう。なので、防水性のメリットはあずかりにくいそうです。

おそらく、非接触充電が力を発揮するのは電気自動車の充電ではないでしょうか?「駐車スペースに車を止めると自動的に充電がスタート」。そんなインフラが普及すると言われています。電気自動車は走行中はゼロエミッションですが、バッテリ製造、バッテリのリサイクルが難しいため、ライフサイクル全てを含めると環境負荷はガソリン車よりも大きいとされています。そこに非接触充電が加わると、電力の変換ロスによるエネルギー損失が発生するわけで、さらに環境負荷が大きくなってしまいますよね。

非接触充電の利便性を謳い、次なる需要のターゲットとして世に登場しましたが、
どう見ても魅力ある技術に感じられないのは私だけでしょうか?




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コメント

コメントありがとうございます。
端子の寿命ですか・・・。
mova、FOMA時代からコネクタ直挿し充電は推奨されてなかったですよね。キャリアも注意喚起してました。

ん~、でも非接触充電・・・。

一般ユーザからすると、“先進的イメージを餌にして”次なる需要を掘り出そうとするメーカの独りよがりのようで、イマイチ、メリットが伝わってこないんですよね。
「それならクレードルで十分では?」と思ってしまいます。

人体への影響があるので実現不可能だと思いますが、あるエリアに入ると“携帯が非接触充電される”ような夢の技術なら利便性はすごくあると思います。例えば、「電車やバスに乗ると電磁エネルギーが降り注いでいて、そのエネルギで携帯が充電される」みたいなもので、かつ人体に悪影響がないならぜひ使いたいです。

それが無理なら「家ではクレードルで、お出かけ時はmicroUSBケーブルで充電」みたいなシンプルな使い方で十分な気がします。事実、外出時に携帯の電池が少なくなってくると、「モバイル電池+ケーブルで充電しながらスマホを使う」のは日常茶飯事です。
なんだか技術発展の礎を崩すような発言ですが・・・

クレードル充電なら、挿抜耐久年数は製品寿命より遙かに長いでしょう。外出時には、microUSBケーブルで1日2回充電したとして、365日、3年間携帯電話を使用したとすると、「挿抜回数2190回」。小型端子は寿命が短いとは言え、2000回程度の耐久性はクリアしてもらえないと、商品レベルとして十分ではないと思ってしまいます。。

例え普及するとしても、非接触充電のコイルを搭載する分、部品点数増加→コストアップ&質量増加のデメリットがあるでしょうし、いつ出番が有るか分からない追加部品を毎日持ち歩かされると思うと、ユーザ的には、大歓迎とは言いにくいでしょう。

一方、電気自動車の充電においては、塵埃にまみれたコネクタを挿抜するわけですから、端子部分の摩耗はより深刻。でも、わざわざ非接触充電ユニット搭載するなら、ディーラーレベルで交換可能な“中間プラブ?”をクルマ側に付けておくだけで、重量増もさほど負担にならないでしょうし、コストも安くなるのではないでしょうか?

投稿: 管理人 | 2012/04/28 20時46分

非接触充電は、おっしゃられている通り、使いながら充電には向かないです。

一番のメリットは、端子の寿命を延ばせることです。
今の一般的は機器は、充電の時、端子にケーブルを抜き差しする必要がありますが、
これがなくせれば、端子の寿命を伸ばすことにつながり、故障を防ぐことにつながります。
また、出力が規格によって決まっているので、国内海外の電圧の違いを意識することなく使えます。
(充電器側は意識する必要がありますが、ホテルなどに設置済みであれば意識しなくてよい という意味です。)

対応機器が増えていけば、という条件は付きますが、とても魅力的な技術だと思いますよ。

投稿: | 2012/04/27 14時49分

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